記事: 自分だけのワークライフバランスでいいんじゃない?

自分だけのワークライフバランスでいいんじゃない?
「ワークライフバランスという言葉を捨てます」
最近話題になっている言葉ですね。日本初の女性自民党総裁となった高市早苗さんが、就任あいさつで「私自身、ワークライフバランスという言葉を捨てます。働いて、働いて、働き抜く」と宣言し、大きな反響を呼んでいるそうです。
皆さんは、考えたことありますか?ワークライフバランス。
ワークライフバランスと聞くと、「仕事はほどほどで、プライベートを大事にする」のようなイメージが浮かぶ人が多いのでないでしょうか?
今回の高市さんの発言でも、それなりにネガティブな声が上がっていると感じています。
ワークライフバランスって、仕事とプライベートをバランスさせることでしょ、と考えると仕事時間=プライベート時間みたいな認識になりがちだと思います。今回の高市さんの発言もそういったニュアンスですよね。
でも、仕事に全力投球したい人が「働いて、働いて、働き抜く」のも、一つのワークライフバランスなんじゃないでしょうか。家族との時間を大切にしたい人がそれを優先するのも、また別のワークライフバランス。
大切なのは、そのバランス度合いを「自分の価値観に沿って選択できること」なんじゃないでしょうか?
なんのためにバランスしている必要があるのかといえば、幸せに暮らしたり、快適に日々を過ごしたり、個々の目標を達成するためですよね。
私たち一人ひとりが、自分なりの「バランス」を選ぶ自由があります。その時々だけ見ても、全力で仕事に打ち込みたい時期もあれば、心身を休めるべき時期もある。どちらも正しく、どちらも間違っていませんよね。
大事なのは、その選択を自分でしていること。そして、他者の選択も尊重していること。
自分らしいワークライフバランスを意識できると、ちょっと暮らしが良くなるかもしれないですね。