子宮筋腫(粘膜下筋腫)をとる手術をしました 〜その2
私事ですが、2023年11月末に2泊3日の入院をし、子宮筋腫をとる手術をうけました。(前回の記事はこちら)
前回の記事では、手術して感じたことを書いたのですが、今回は、「どうして手術することにしたのか」を書きたいと思います。
子宮筋腫がわかったのは、2年以上前
子宮筋腫があるとわかったのは2021年4月。手術をする2年以上前のことです。当時レディースクリニックに相談に行った理由は、「不正出血」がきっかけでした。
子宮頸がんの検査とエコーの検査の2つをしてもらい「子宮筋腫」を発見。
正直、手術した方がいいのかよくわからなかった
手術という選択肢があるということは、その時に教えてもらいました。(手術をするなら紹介状も書きますと言ってくれた)
先生からは、「筋腫自体は、悪性ではないので、放っておいても大丈夫な場合もある」「粘膜下筋腫という種類なので大きくなると妊娠しづらくなる可能性があるから手術でとってもいい」と。
正直、妊娠を急いでいたわけではないので「手術した方がいいですか?」と質問してみたのですが、先生は「私からは何も言えない。」という感じ。
私は、う〜んよくわかんないしとりあえず今はいっか。
と、いったん家に帰りました。
経過観察しても、不安はずっとなくならないまま
いつも通りの日常を過ごすも、生理が始まると
「あれ、いつもより生理痛が重い気がする」「10日すぎても経血止まらないけど大丈夫かな」「1ヶ月の半分は出血してるけど、筋腫大きくなっていないかな」
と不安だらけ。
不安に耐えきれず、数ヶ月後に再度クリニックに行って筋腫が大きくなっていないかどうか検査してもらうも、「大きさは変わってないです」と、束の間の安心を受け取り、まだ次の生理が始まると不安が….
そんなこんなで、2年以上経過してしまいました。
背中を押してくれたセカンドオピニオン
毎月生理の度にくる不安に嫌気がさし、別のレディースクリニックに相談することにしました。
そこで以前のクリニックで伝えてもらったことをそのまま伝え、さらに「いますぐ妊娠したいとか不妊治療したいとかではないけれど、いずれは妊娠できたらと思っている。毎回重たい生理痛がくる度に不安になります。手術した方がいいと思いますか?」と質問。
「申し訳ないけど、レディースクリニックのレベル(の検査)では手術をした方がいいという決断はできない」「不妊治療などの分野の先生に聞いてみるのが1番いい」「今すぐに予約をとってあげるから、行きなさい」と話をすすめてくれました。
そうして、紹介いただいた大学病院の生殖内分泌外来を受診して「このままじゃ、ほぼほぼの確率で妊娠できないですね。早めに手術しましょう。うん、手術した方がいいです。かなりの確率で生理痛と経血量が軽減されますしね。」
と、はっきり(あっさり?)断言されました。
その時、ようやく不安から解放されものすごくホッとしたのを覚えています。
ただただ、私は手術することに対して背中を押してほしかったんだと思います。
そこから、手術するまではあっという間でした。
お医者さんの立場(専門外だからなど)上、言えないことがあること今では理解できますが、初めて筋腫がわかった当時は「なんでお医者さんなのに、意見言ってくれないんだ。私はあなたより無知でこんなに不安なのに」と思っていました。
自分は何に不安なのか、しっかり伝えることが大切なのかも
生理、PMS、妊娠、出産、更年期、女性器(女性にしかない体の部位)などの悩みはすべて婦人科(レディースクリニック)に行けば解決できると、単純に思っていたのも事実。
自分が何に不安なのか、今後自分はどうしたらいいのか(他の病院に行った方がいいのかなど)、素直に伝えることってとても大事だなと改めて感じました。
また、私の場合2つ目のクリニックのおかげで、次の具体的なアクションをとることができたので、セカンドオピニオンという存在に頼ってみるのもありだなと強く思いました。
少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます!