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記事: SNSとの距離を見直してみたら、心が軽くなった?

SNSとの距離を見直してみたら、心が軽くなった?
ウェルネス

SNSとの距離を見直してみたら、心が軽くなった?

世界のインターネットユーザーは、1日平均約2時間23分をSNSに費やしているそう。
その中で、何度「いいな」「羨ましい」と思い、
何度自分と誰かを比べているでしょうか。

私自身、SNSに疲れた瞬間が2回ありました。

便利で楽しいはずのSNSが、いつの間にか心を削るツールに。
今日は、SNSとの上手な距離の取り方について考えてみます。

 

SNSを見るたび、落ち込む自分がいる

朝起きてウトウトしながら、何気なくスマホを開く。


Instagram、X(旧Twitter)、Facebook——。

フィードには、キラキラした投稿が並んでいます。
素敵なレストランでの食事、仕事の成功報告、家族との幸せそうな写真。

「いいな」と思いながら、いいねを押すのに、なぜか心がざわざわ。

「それに比べて私は...」
「みんな順調そうなのに、私だけ取り残されている気がする」

頭では「SNSは一部を切り取ったものだ」とわかっているのに、
気持ちがついていかないよう。

便利で楽しいはずのSNSが、いつの間にか
自分の心を削るツールになっていませんか?


私がSNSに疲れた2つの瞬間

①キラキラした「女性経営者」と自分を比べてしまったとき

私は会社を経営していますが、ある日ふと思いました。
「いわゆる『女性経営者』って、どんな人たちなんだろう?」

検索をしたわけでもないのに、
気づけばSNSのアルゴリズムが、たくさんの情報を流してくれます。

そこに映るのは「THE女性経営者」。
ハイブランドのバッグを持ち、完璧なメイクで、スタイルも抜群。
子育ても仕事も家庭も、すべてが順風満帆に見えます。
都心の高級そうなマンションで、優雅な朝食を楽しむ姿。

もちろん、ほんの一部の人たちだし、
フィクションもある、と頭ではわかっているのです。

でも、「いいなぁ〜」「羨ましいなぁ〜」と思ってしまったり、
自分との大きすぎるギャップに、自信を失いそうになる。

「私って経営者に向いていないのかな」
「私ってもしかして全然仕事できない人間なのかな」

比較なんてしても意味がないのに、
SNSを開くたび、勝手に比較してしまう自分に気がつきました。

 

②知人のネガティブな投稿に引きずられたとき

もう一つは、フォローしている知人の投稿がとてもネガティブだったときのこと。

何かへの批判や、人の悪口。
でも、やはりそういったものは見ていて不愉快です。

特に私は、知人に対して感情移入しやすいタイプ。
ネガティブな投稿に過敏に反応してしまうことがありました。
もしかしたら、自分自身も少し弱っているときだったかもしれません。

こんな投稿ばかり目にしていたら、自分が悲しくなってしまう。仕事している時も、お出かけしている時も、
どこか頭の片隅にネガティブなものがこびりついてしまいそう。

そう気がついて、そっとその方をミュートしました。

なぜSNSのコントロールは難しいのか

SNSは、とても頭の良い人たちが作ったサービスです。

アルゴリズムは、私たちが「見たい」と思うものを学習し、
次々に似たような情報を流してきます。

スクロールすればするほど、新しい刺激が現れる。
通知が来れば、つい開いてしまう。

「見なければいいのに」と思いながらも、
気づけばSNSを開いている——。

それは、あなたの意志が弱いからではありません。
「使い続けたくなる仕組み」が、精巧に設計されているからです。

だからこそ、私たちは意識的に距離を取る必要があります。

 

私が実践している、SNSとの距離の取り方

SNSは、うまくコントロールして利用すれば、
とても便利で楽しい娯楽です。

でも、きちんとコントロールしないと、精神衛生上よくない。
そう気づいてから、私は2つのことを実践しています。

 ①違和感を感じたら、すぐにミュート・アンフォロー

少しでも「嫌だな」「モヤモヤするな」と思ったら、
何も気にせず、ミュートします。

人間関係もあると思います、フォローを外したら失礼かな。なんて気を使うこともあると思います。なので、私は即ミュート!ミュートならバレません(笑)

ふとその人たちを思い出した時に、また彼らの投稿を見たいな。なんて思えたらミュートを解除します。

自分の心が弱っている時は、些細な投稿も刺激になることがあると思います。もう大丈夫そうって思ったタイミングで、自分のタイミングでON・OFFしたら良いと思います。

②SNSを見る時間を決める

朝起きてすぐ、寝る前、食事中——。
無意識にSNSを開く習慣を見直しました。

私は、必要な時(仕事や連絡)以外のSNSタイムは「湯船に浸かっている間だけ」と決めています。
時間を決めることで、ダラダラとスクロールする時間が減りました。

私の知人は、スクリーンタイムを制限して、SNSを見る時間を強制的に縮めて、時間の有効活用ができるようになったといっていました。

私もやってみようかな〜と思っています。


自分の心をすり減らさないために

SNSは、使い方次第で、
人生を豊かにもするし、心を削りもします。

もし、少しでも「嫌だな」「疲れたな」と思ったら、
何も気にせず、距離を置く工夫をしてください。

あなたの心をすり減らしてまで、
見続ける必要のある情報なんて、ありません。

SNSを閉じて、ゆっくりと自分自身と向き合う。
そんな静かな時間が、あなたの心に余白を作ってくれるかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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