記事: やる気はあるのに、頭と体がついてこない

やる気はあるのに、頭と体がついてこない
資料を作っている途中で、手が止まってしまうことや、企画案を考えようとしても、頭の中がすぐにいっぱいになって、何も出てこない。
画面を見つめたまま、時間だけが過ぎている。
生理前の私には、そんな日がよくあります。
「大丈夫、できるできる、大丈夫」
心の中でそう繰り返しながら、気づくと涙が出そうになっていることも。
やる気はある。なのに、ついていけない
やる気がないわけではないんです。
むしろ本心では、もっともっと仕事を進めたい。チームと一緒に、プロジェクトを前に動かしていきたい。
それなのに、頭がすぐにオーバーヒートしてしまう。
少し作業しただけで、どっと疲れる。うまくいかないと、全部投げ出したくなる。最後には「もう何にもやりたくない!」という気持ちになってしまう。
まわりは進んでいくのに、私だけ仕事が遅くて、できないことが増えていく。
自分だけが取り残されていくような感覚が、とてつもなく辛く感じることもあります。
妊娠中は言えた。生理前は言えなかった
同じ感覚は、妊娠初期にもありました。私にとって、生理前と妊娠初期はとてもよく似ていました。
ただ、ひとつだけ違ったことがあります。
妊娠中は、チームに伝えることができました。妊娠は数か月単位で続くもの。伝えないと迷惑をかけてしまうと思い、「思うようにいかないことがある」と正直に話しました。
生理前のことは、なかなか言えませんでした。数日たてば終わるし、わざわざ言うほどのことでもない気がしていました。
誰にも言わないまま、ひとりで「大丈夫」と言い聞かせていたので、今思うと生理前の方がつらかったのかもしれません。
頑張りたいからこそ、苦しかった
あの頃の「できなさ」が、全部生理前のせいだったとは思いません。自分の能力の問題も、もちろんあったはずです。
それでも、苦しさの正体は別のところにあった気がします。
「休めばいいや」「この時期はペースを落とそう」。そう思えていたら、もう少し楽だったのかもしれない。でも私は、頑張りたいと思っていました。
だからこそ、気持ちと体のギャップが苦しかったのだと思います。
ペースを落とすのが、私には合わなかった
生理前は無理をせず、ペースを落としましょう。よく聞くアドバイスですし、それで楽になる人もたくさんいると思います。
でも私の場合、ペースを落とすと、今度はそれが罪悪感になりました。
落とした分を取り戻さなきゃと焦って、また苦しくなる。負のループに入ってしまうタイプなのだと、気づきました。
それに、仕事を人にお願いすること自体が、かえって負担になることもありました。休むことが、必ずしも休みにならなかったのです。
だから今は、仕事の仕方は変えないことにしています。そのかわりに、仕事以外の部分で自分を甘やかす。
こまめに休憩をとる。在宅の日にする。ときどき席を移って、気分を変える。カフェインやアルコールを控えて、少しでも体にやさしいものを選ぶ。
どれも小さなことですが、「頑張りたい私」をやめずに済む、私なりの付き合い方です。
あなたなりの甘やかし方を
生理前や妊娠中は、ホルモンの変化で、体や心にいろいろな不調が出やすい時期だと言われています。思うように動けないのは、意志の弱さだけのせいではないはずです。
自分の甘やかし方は、人それぞれ。休むことやペースを落とすこと以外の方法があってもいい、と私は思っています。
定時できちっと仕事を終えて、映画を観に行く。いつもより、ちょっといいランチにする。仕事帰りに、おいしいケーキを買って帰る。
仕事を止めるかわりに、仕事のまわりで自分をねぎらう。そんな方法も、ありなのかもしれません。
私と同じように、頑張りたいのに頭と体がついてこない人はいませんか?
「頑張りたい」という気持ちも、そのまま大事にしていいのだと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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