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記事: 映画「Barbie」を見て、改めてジェンダー格差について少し考えてみた

映画「Barbie」を見て、改めてジェンダー格差について少し考えてみた

映画「Barbie」を見て、改めてジェンダー格差について少し考えてみた

こんにちは。Règles共同代表の見目です。
唐突ですが、みなさんが思う女性にとっての理想的な社会ってどんな形ですか?

ジェンダー格差は「男性が考えを改めるもの」とは限らない。

先日Barbieの実写版の映画を観てきました。めちゃくちゃ簡単に言うと、女性優位のバービー社会と男性優位の人間社会、そのギャップにバービーたちが奮闘する様を描いているのですが、これがまたとっても歪んでいて。

(↓3行ほど、映画の内容が入ります。)



個人的に印象的だったのが、男社会に洗脳された元物理学者の女性が「男の人にビールを注ぐだけの仕事って何も考えなくて楽しい、最高」というような発言。
(職業とセリフは若干違うかもしれません…。記憶力が…。)

でも、これって現実にありえそう。と思ってしまいました。

例えば、

・誰かが政治(法律)を決めてくれれば、私は何も考えなくていいから楽。(→投票しなくていいや)

・上司が決めてくれたタスクをこなすだけの方が、自分の思いを仕事に反映させるより楽。(→管理職にならなくていいや)

など。

これは、女性自身が選択していることです。


現在は、政治を動かしたり企業を動かしている多くが男性なので、「男性が決めてくれればいいや」ということにもつながってしまっている現実問題。

日本社会における女性の立ち位置

ところで、150以上の国が加盟している国連が定めた開発目標(いわゆるSDGs)のひとつに、「ジェンダー平等を実現しよう」という目標があります。

日本では、このジェンダーギャップ(男女格差)はどう捉えられているのでしょうか。

世界フォーラムという機関が発表した2023年のジェンダーギャップ指数では、146カ国中125位(下位の方がギャップが大きい)でした。

中でも政治分野では138位と最下位クラス。

ちなみにこの調査は2006年から毎年されているそうですが過去最低とのこと。

これが、日本のジェンダーギャップの現実です。

平等ってそんなにも難しいものなのか

SDGsは、2030年までに達成する目標として掲げられています。
しかし、世界フォーラムによると、このままのペースだと「ジェンダー平等を実現しよう」という目標を達成するいは、131年かかるそうです。

えっ…2154年????

この数字を見た時に、女性の私は絶望すら感じてしまいました(泣)

そんなに難しいことなのか…

最後に


みなさんが思う女性にとっての理想的な社会ってどんな形ですか?


理想を考えるのを諦めて、現状を維持するのか。
自分のひとつひとつの選択に責任を持って未来を変えていくのか。

私も改めて、どんな社会になったらいいか考えてみたいと思います。

長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます!

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