
ポジティブも万能じゃない。ネガティブに引っ張られることもある。
ストレングスファインダーで知った、私の「強み」
ストレングスファインダーというツールをご存知でしょうか。自分の才能や強みを診断してくれるもので、以前の職場で診断した時私の1位は「ポジティブ」。その後、何度か再診断したのですが、何度やっても結果は同じでした。
最初に結果を見た時は、正直嬉しかったです。「やっぱりそうなんだ」という納得感と、「これが私の強みなんだ」という自信。周りからも「あなたと話すと元気になる」「前向きでいいよね」と言われることもあったりと、このポジティブさは私の武器だと思っていました。
実際、ポジティブでいることで救われたこともたくさんあります。失敗しても「次は大丈夫」と思えるし、新しいことに挑戦するのも怖くない。困難な状況でも「なんとかなる」と思える自分は、確かに恵まれていると感じます。
でも、ポジティブな私でも傷つく
ただ、気づいたことがあります。ポジティブな私でも、傷つくということ。当たり前っちゃ当たり前なのですが(笑)
ネガティブな発言ばかりする人のそばにいると、思っている以上にメンタルが持っていかれてしまう。「どうせうまくいかない」「また失敗するに決まってる」「意味がない」——そんな言葉が飛び交う環境にいると、自分のポジティブさが少しずつ削られていくような感覚に。
ネガティブな空気に飲み込まれて、いつもの自分じゃなくなっていく感じ。これが意外と消耗してしまうんです。
「あなたはポジティブだから大丈夫」というプレッシャー
もうひとつ、「あなたはポジティブだから大丈夫」と他人から言われることへのプレッシャー。
悪気がないのはわかっています。むしろ、褒め言葉として言ってくれているのも理解しています。でも、この言葉を聞くたび、なぜか胸が少しモヤモヤ。
「ポジティブな私」でいなければいけない。弱音を吐いてはいけない。落ち込んでいる姿を見せてはいけない——そんな見えない期待を感じてしまう瞬間があります。
ポジティブであることは確かに私の強みです。でも、それが「いつもポジティブでいなければいけない」という義務に変わってしまうと、途端に息苦しくなる。強みって、時に自分を縛るものにもなるのか、と。
強みに囚われすぎないために
自分の強みを知ることは、とても良いことだと今でも思っています。自分の得意なことを活かせる場面も増えたし、自信にもつながりました。
でも同時に、その強みに囚われすぎないことも大切なんだと気づきました。
ポジティブな私でも、落ち込む日はある。ネガティブな気持ちになることもある。傷つくこともある。それは、ポジティブという強みを持っていても、否定されるものじゃない。むしろ、人間として当たり前のことなんですよね。
「ポジティブな自分」を演じる必要はない。強みを活かしつつ、弱さも認める。そのバランスを探している最中です。
まだ答えは出ていないけれど
例えば、悩んだり落ち込んだりする時は、いっそ落ち込むようにしています。
中途半端に我慢したり、ポジティブでいようと無理したりしない。思い切り落ち込む。そして、たくさん食べて、たくさん寝る。そうすれば、大体翌朝には忘れているか、「まぁなんとかなるか」という気持ちに。
自分のポジティブさを信頼しているからこそ、落ち込むことを怖がらなくていい。どうせまた戻ってこられる。そう思えるようになったことは、大きな変化でした。
それから、ネガティブな空間にいることは、やっぱり居心地が悪い。だから最近は、そんな雰囲気を察知したら、できるだけその場から逃げるようにしています。
「逃げる」というと聞こえが悪いかもしれません。でも、自分を守るための逃げ方なら、悪いことじゃないと思うんです。ネガティブな空気に引っ張られて消耗するより、自分のポジティブさを保てる場所を選ぶ。それも、強みと上手に付き合う方法のひとつなんじゃないかと。
強みは、自分を縛るものじゃない
強みは、自分を縛るものじゃない。ポジティブであることは、いつも前向きでいなければいけないという意味じゃない。
自分の強みを知って、それを活かしながら、同時に自分の弱さも認めていく。落ち込む時は思い切り落ち込んで、逃げる時は逃げて、それでも翌朝にはまた立ち上がる。そんな「ほどほど」の距離感を、少しずつ探しています。
もし、あなたも自分の強みに息苦しさを感じることがあるなら、それは決してあなたが弱いからじゃない。強みと上手に付き合っていく方法を、一緒に探していけたらいいなと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます!

