記事: 【10/18はメノポーズデー】更年期はまだ先。だから今から知っておきたい

【10/18はメノポーズデー】更年期はまだ先。だから今から知っておきたい
10月18日は、世界メノポーズデー。
更年期について知り、考えるための日として、国際閉経学会(IMS)が定めた日です。2026年のテーマは「ミッドライフ(中年期)の慢性的な痛み」。日本では10月18日から24日までが「メノポーズ週間」とされています。
正直に言うと、私はこれまで、更年期を自分ごととして考えられていませんでした。
36歳、40代が見えてきた
今年、36歳になりました。
40代が、少しずつ視界に入ってきた気がします。仲良くしている先輩たちや同僚たちの中にも、気づけば40代に入りはじめまた方が増えてきました。
更年期は、閉経をはさんだ前後10年ほど、一般的には45〜55歳頃のことを言うそうです。まだ少し先。でも、もう遠い話ではありません。
まだ症状らしいものは出ていない(少なくとも自覚はしていない)けれど、そろそろ見て見ぬふりはできないな、と感じています。
厚生労働省の調査では、更年期に不調が起きることを「よく知っている」と答えた女性は、20〜30代で約2割だったそうです。
私も残りの8割の側です。
何度も聞いてきた、悪気のない一言
更年期のことを考えていて、思い出したことがあります。
「生理痛を言い訳にしているだけで、ほんとは我慢弱いだけでしょ」
そんな言葉を口にする人を、これまで何人も見てきました。男性だけではなく、女性も。
彼女の生理中のイライラを、笑い話としてペラペラ話す男性の同僚もいました。たぶん本人は、冗談のつもりだったと思います。
私が直接言われたわけではありません。それでも、聞くたびに胸の奥がちくっとしました。
仲のいい友人は、つわりがひどくて入院したことがあります。そのとき、つわりを経験したことのない女性から「気合いでどうにかなるでしょ」と言われたと聞いて、とても悲しくなりました。
どの言葉にも、たぶん悪気はないのです。ただ、知らないだけ。
症状がないことは、知らなくていい理由にならない
生理の悩みと同じで、更年期の症状にもきっと個人差があります。疲れやすさ、肩こり、ほてり、眠りの浅さ、イライラ。出方も重さも、人によってまったく違うと言われています。
だからこそ、自分に症状がない、あるいは軽いからといって、知らないままでいいわけではない。知らないままでいることが、誰かを傷つけることにつながるかもしれないと思うのです。
年齢を考えると、年上の友人たちの方が先に経験する可能性が高い。
そのとき、私は「気合いでどうにかなるでしょ」と言う側にはなりたくない。相手を傷つける言葉を、知らないまま口にしたくない。
できれば、一緒に課題として向き合える人でいたいと思っています。
婦人科のハードルを、少しでも低く
もうひとつ気になっているのが、婦人科のハードルです。
同じ調査では、更年期障害の可能性があると考えている人は、40代女性で28.3%、50代女性で38.3%。一方で、実際に医療機関で診断を受けたことがある人は、40代で3.6%、50代で9.1%と、1割にも届いていませんでした。
症状を自覚しても受診していない人は、約8〜9割にのぼるそうです。
この数字を見て、生理のときと同じだ、と思いました。
私自身も「婦人科に行くほどでもない気がして」と、不調を放っておいた時期があります。更年期もきっと、「これくらいで行っていいのかな」と迷いやすい分野なのだと思います。
そのハードルを下げるには、まず本人もまわりも「知っている」ことが大事なのかもしれません。知っている人が増えれば、「つらいなら相談してみたら?」と自然に言える空気も、少しずつ生まれていく気がします。
「まだ先」の今だからできること
私がまず始めたいのは、知ることです。
どんな症状があるのか。どんな相談先や対処法があるのか。そして、つらいと話してくれた人に、どんな言葉をかけたらいいのか。
症状が出てから慌てて調べるのではなく、まだ先だと思える今のうちに、少しずつ。
「自分は大丈夫」と思わずに。自分の体のためにも、隣にいる誰かのためにも。
ぜひみなさんも、このメノポーズデーをきっかけに更年期について、少し考えてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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