記事: 【3月8日は国際女性デー】周りの女性を、ちょっと応援してみませんか?ささやかな言葉で救われた話

【3月8日は国際女性デー】周りの女性を、ちょっと応援してみませんか?ささやかな言葉で救われた話
2026年、UN Women(国連女性機関)は「権利、正義。行動。すべての女性と少女のために。」をテーマとして掲げています。その中でも「行動」について、わたしに何が出来るかなと考えた時、「周りの女性を応援する」ことなら、すぐにできるのではないかな?と思いました。
「周りの女性を応援する」って、具体的に何をすればいいんだろう。私が、自分が救われた経験を振り返ってみると、見えてきたことがありました。今日は、言葉で救われた2つのエピソードをお話しします。
生理痛でもなかなか仕事を休めなかった
以前の職場では、生理休暇を取っていいよ、という空気は正直ありませんでした。国民の権利だと分かっていても、なんだか言い出しづらい。そんな環境。私自身が申請する勇気がなかったというのもあります。
ある日、生理痛で夜中に一睡もできず、朝を迎えました。このまま出社しても使い物にならないと思い、勇気を振り絞って、当日の早朝に上司(男性)に連絡しました。生理が辛くて眠れなかったこと、午前休をもらえないか、と。正直、ドキドキしながら返事を待っていました。返事がなかったら、我慢して出社しようと最低限の準備もしていました。
返事はすぐに届きました。「いつも頑張っているよね、ありがとう。1日休んでください。」午前休をお願いしたのに、1日休んでいいと言ってくれた。その一言に、心から救われました。
翌日、嬉しかったこと
翌日出社すると、他の社員数人から「大丈夫だった?」と声をかけられました。声をかけてくれたこと自体も嬉しかったのですが、私が一番嬉しかったのは、別のところにありました。
当時、女性社員が9割の職場でした。上司が、私が休んだ理由をきちんと「生理痛」と伝えてくれたこと。私はマネージャーという立場だったので、その立場の女性が生理痛で休んだ、という事実が、他の女性社員にも届いていたことが嬉しかったのです。辛いときは生理痛でも休んでいいんだ、という心の余裕が、少しでも生まれていたら嬉しいな、と。(もちろん、私に了承を得て伝えてくれました)
起業を決めたとき、背中を押してくれた人たち
また、今の仕事(Règles)を始めるために会社を辞める時、多くの人に止められました。「まだ早い」「失敗するだろう、やめとけ」——そう言われたこともありました。
でも、ある上司は違いました。「君がやりたいって言っているのを、僕が止めるわけにはいかない」と、背中を押してくれました。
仲良くしてくれていた取引先の社長にも、救われました。「僕の妻も女性支援に力を入れている。もし困ったことがあったら妻を紹介する。僕にできることがあれば、協力するからいつでも連絡してくれ」と、個人の電話番号を教えてくれたんです。止める人ばかりの中、背中を押してくれる人がいる。その存在が、どれだけ心強かったか。ちなみに飲食店を経営されている方で、一生このお店に通おうと心に決めました(笑)。
「応援」って、特別なことじゃない
振り返ってみると、「応援」って、特別なことじゃないんだな、と思います。
生理痛で休みたいと言ったときに「いつも頑張ってるよね、1日休んで」と言ってくれたこと。休んだ理由を隠さず「生理痛」と伝えてくれたこと。新しいことを始めたいと言ったときに止めずに背中を押してくれたこと。困ったときに手を差し伸べてくれたこと。どれも、ささやかな言葉でした。大げさなことじゃない。でも、その言葉が、誰かの支えになる。私自身、そうやって救われてきたから、よく分かります。
国際女性デーをきっかけに、身近な人に「いつもありがとう」「頑張ってるね」と伝えてみる。それだけでも、誰かの心の余裕になるかもしれません。特別なスキルも、大きな行動も、必要ない。理解して、事実を伝えて、背中を押す。その積み重ねが、誰かの支えになる。私自身、救われた経験があるからこそ、これからも周りの女性を、ちょっとずつ応援していきたいな、と思っています。自分に少しでも余裕があるときでいいので、あなたも今日から誰かに、一言伝えてみませんか?
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
