簡単に死ねないって思った。自分の健康は自分だけのものじゃない

「健康第一」はよく聞く言葉。でも、本気でそう思うようになったのって、いつからですか？

私の場合、結婚してから、そして出産してからでした。独身時代は「痛いのも辛いのも自分で完結」と思っていたのに、今は違います。

独身時代の私は、健康を蔑ろにしていたかも

今思えば、独身時代の私は自分の健康を結構蔑ろにしていたように思います。

痛いとか苦しいとか、辛いとかは全部自分で完結していると思っていました。1人で耐えれば別に問題ないし、自分の限界みたいなのはなんとなくわかる。だから、多少の無理をしてでも、やりたいことをやるのが普通だと思っていました。

不調が出ても自分が耐えればいいだけ、自分の責任。最悪死ぬのは自分。という感じ。（もちろん死にたいわけではないです）

でも、健康診断も面倒で行かなかったり、ちょっと体調が悪くても「まあ大丈夫でしょ」って放置したり。今考えると、よくないな〜と思います。

結婚して気づいた「簡単に死ねない」という事実

そんな私が変わったのは、結婚してからです。

結婚して思いました。今の幸せは永遠ではなく、いずれどちらかが死ぬ時が必ずくる。

夫に先に死なれると悲しいから、私が死んでから死んでもらおうって半分冗談で思ったのですが、ふと気づいたんです。

逆にもし私が先に死んだら、残された夫も同じくらい辛いのでは？と。

当たり前っちゃ当たり前なのですが。

私が死んだら、夫はしばらく悲しみます（多分）。
夫を悲しませたくない。

若い頃は、「死んでも守りたいと思う相手と結婚しよう！」なんて思ったこともありましたが、そんな簡単に死んではいけないんです。死なずに守らないとダメなんだ。と気が付きました。

そこからは、蔑ろにしていた健康診断も行くようになり、少し気になる数値があったら精密検査を受ける。食事やサプリ、運動にも幾らか気にするようになりました。

出産して、さらに「死ねなく」なった

その後、出産してからはさらに強く思うようになりました。

もし私が死んだら、息子には母がいなくなってしまう。さらにいうと、夫をシングルファザーにしてしまう、大変な思いをさせてしまうかもしれない。

そう思ったら、さらに死ねなくなりました。（何度も言いますが、死にたいわけではないです。）

息子の成長を見守りたいし、一緒に過ごす時間を大切にしたい。そのためには、私が健康でいないといけない。

夫と一緒に息子を育てていきたいし、家族で幸せな時間を過ごしたい。そのためにも、私が健康でいることが大前提なんです。

私の健康は、もう私だけのものじゃない

こうして振り返ってみると、私が本気で「健康第一」と思うようになったのは、大切な人ができてから。

独身時代は「自分の体なんだから、自分が耐えればいい」と思っていたけど、今は違います。

私の健康は、もう私だけのものじゃない。

自分のためだけでなく、夫のため、息子のため。自分が健康でいることが、家族の幸せにも繋がると気づきました。

当たり前のことかもしれないけど、私にとってはすごく大きな気づきでした。

だから今は、健康診断はもちろん、少しでも気になることがあったら病院に行くようにしています。ほんの少しではありますが、食事も意識するようになったし、運動も、以前より意識的にするようになりました。

「健康第一」って言葉は、本当にその通りだなって、今は心の底から思います。

最後まで読んでくださりありがとうございます！