記事: 世界で戦った彼女たちに会って、自分が少し情けなくなった

世界で戦った彼女たちに会って、自分が少し情けなくなった
先日、世界で戦ってきたアスリートの方々とお話しする機会がありました。
(YouTube見てくださいましたか?メディアに慣れていないので、緊張してとてもよそよそしい感じの私がおります…)
撮影の待ち時間で、私自身が出演しないパートも見学させてもらっていたのですが、現役時代の話を聞いているうちに、何度も目頭が熱くなる瞬間がありました。
華やかな結果の向こうには、私には想像しきれないほどの努力。
なかでも印象に残っているのは、より高みを目指すために、必要な環境や出会いを自分からつくりにいっていたという話。
ただひたすらトレーニングを重ねるだけではなく、自分に足りないものを見極め、それを持つ指導者に自ら働きかける。
待っているだけでは得られない機会を、自分の言葉と行動でつかみにいく。
その話を聞いた時、アスリートなのに、なんか営業マンみたいだな、と思いました。
私は、優秀な成績を残している方ほど、周りにたくさんのエリートコーチたちがこぞって集まってくるのかな〜なんて勝手に思っていたので、その行動力に感動しました。
結果を出す人は、与えられた場所で努力するだけでなく、前に進むための環境そのものを自分で動かしているのかもしれません。
自分の人生を、自分で前に進めるために。
その話を聞きながら、私は少し恥ずかしくなりました。
多くのアスリートには、年齢という厳しい現実があると思います。限られた時間の中で世界を目指すからこそ、若い頃から膨大な練習を重ね、自分を磨き続けてきたのだと思います。
私なんて20代の学生の頃は意味もなくお酒を飲んだり、なんとなく遊んで、ただヘラヘラしていただけ。
そんな頃、彼女たちはとてつもない努力を重ねながら、自分に足りないものを見つめ、どうすれば世界に届くのかを考えていたんだなぁと。
もちろん、同じ土俵に立っているわけではありません。アスリートとして世界で戦う人生と、私の人生はまったく違います。
それでも、同い年の同じ女性として、同じ時間を生きているのに、どうしてここまで自分を磨き続けられるのだろうと思いました。
なんだか悲しくなりました(笑)。
私は今でも、いろいろなことを言い訳にしてしまうことがあります。忙しいから。まだ準備が足りないから。今はタイミングではないから。
そうやって、自分が動かない理由を探してしまう。
また、引退するときに、「やり切った」と言える清々しさについても聞きました。
「やり切った」と胸を張って言えることが、人生にどれくらいあるだろう。
私は記憶する限り、まだないかもしれません。
途中で諦めたこと。少し形になったところで満足してしまったこと。もっとできたのに、と後から思うこと。
そんなことばかり思い出します。
でも、だからこそ、自分の人生にも「やり切った」と言えるものをつくりたいと思いました。
Règlesを、もっと大きくしたい。
生理の当たり前をアップデートするために。自分の体とうまく付き合おうとしている人が、少しでも自分を責めずに済むように。
そのために、まだできることはたくさんあります。
世界で戦う人のようにはなれないかもしれない。けれど、自分のいる場所で、自分ができる限りを尽くすことはできる。
あの日、目の前で聞いた彼女たちの話を、ただ「すごかった」で終わらせたくないなと思います。
今日できることを、もう少し本気でやる。
いつか振り返ったときに、自分の人生にも「やり切った」と言えるものがあるように。
そんなふうに、自分をもう一度鼓舞したくなりました。
素敵な機会をありがとうございました。
今回コラムにしたお話は、世界で戦ってきたアスリートお二人のYouTubeでご覧いただけます。
よかったらぜひ見てみてください。
▶︎ 対談の様子を見る
Règlesをご紹介いただいた動画はこちら
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
