
PMSでつらい日に、自分を責めなくていい理由
PMSの日って、体がつらいだけじゃなくて、自分に向ける言葉まできつくなりませんか。
私は以前、PMS期になると、普段なら受け流せることにまで心が大きく揺れていました。
ちょっとしたひと言に必要以上に傷ついたり、思うように動けない自分に苛立ったりして、「なんでこんなこともできないんだろう」と、自分を責めてしまうことがよくありました。
簡単な返信ひとつが重たく感じたり、いつもなら気にならない家事に手がつかなかったりするだけで、「これくらいやらなきゃ」とますます苦しくなっていました。
熱があるわけでもないし、見た目が大きく変わるわけでもない。
だから自分でも「いつも通りにできるはず」と思ってしまう。
でも実際は、眠気やだるさ、気分の落ち込み、イライラで、心も体もかなり消耗しています。
恥ずかしながら(恥ずかしながら、って言うのもよくないかな?)、私はPMSの時に、パートナーにイライラをぶつけてしまったことがあります。
自分でも止めたいのに止められなくて、感情がうまくコントロールできなくて、そのまま自暴自棄になって、目の前で泣いてしまったこともありました。
その時の私は、「どうしてこんなふうになってしまうんだろう」「また大切な人を傷つけてしまった」と、症状そのものよりも、その後の自己嫌悪でさらに苦しくなっていました。
でも、その場にいたパートナーは、少し違うふうに受け取っていたそうです。
「どうして生理もつらいのに、さらに自分のことを責めてしまうのだろうか。責める必要なんてないのに」
私はその時、しんどさそのものだけではなく、自分を責めることでさらに自分を追い込んでいたのだと、あとから気づきました。
その言葉や、その時に感じてくれた違和感が、今の私たちのサービスの原点になっています。女性特有の不調に寄り添うサービスは、遠い誰かの課題から生まれたものではなく、まさに私自身のPMSの苦しさから始まりました。
(長く私たちの商品を愛用してくださっている方には、何度かお伝えしてきた話かもしれませんね...。)
サービスを始めるにあたって、PMSや生理について自分たちなりに勉強していく中で、私は何度も救われました。
今まで感覚でしか捉えられていなかった不調に、きちんと理由や仕組みがあることを知ったからです。
気分の波があることも、涙もろくなることも、イライラしやすくなることも、「私の性格が未熟だから」ではなく、ホルモンバランスの影響で起こりうることだとわかるだけで、ずいぶん気持ちが変わりました。
もちろん、知識を得たからといって、毎月すぐに穏やかでいられるわけではありません。
今でも「ああ、今はそういう時期だな」と思いながら、うまくやり過ごせない日もあります。
それでも、昔のように「私がダメだからだ」とまでは思わなくなりました。
以前は、PMSの日でも普段と同じように動けない自分を責めていました。でも今は、そういう日は予定を詰めすぎない、返事を急がない、ひとりで抱え込まない、と決めています。
できないことを数えるより、「今日はそういう日なんだ」と認めるほうが、自分をずっと楽にしてくれると知ったからです。
そしてもうひとつ救われたのは、同じように悩んでいる女性が本当にたくさんいると知れたことです。
自分だけが不安定なんじゃない、自分だけが大げさなんじゃない。そう思えるだけで、孤独が少しやわらぎました。
少し理解が深まった今、PMSの日の自分に言いたいのは、
「今日のつらさは、あなたのせいじゃない。ホルモンの影響で、いつもより心も体も揺らぎやすくなっているだけだよ」ということです。
だから、いつも通りにできない日があってもいい。返信が短くなってもいい。家の中が少し散らかってもいい。機嫌よく振る舞えない日があっても、それであなたの価値が下がるわけではありません。
つらい日には、できなかったことを数えるより、まず今日をやり過ごした自分をそのまま認めてあげてほしい。そんな日にまで、自分を責めなくていいと思います。
不調の中でも、今日をなんとかやり過ごしている。それは、軽く見ていいことではないと、私は今なら思います。あの頃の自分にも、そして今まさにしんどさの中にいる誰かにも、私はそう伝えたいです。
PMSの日の自分に必要なのは、叱咤激励ではなく、理解といたわりなのかもしれません。
私はそんな日には、普段より少し甘めに自分を扱うようにしています。
無理をしすぎないで、ちゃんと休ませる。パートナーにも、「今日は少し余裕がないかもしれないので、いつもよりも特別優しくしてください」と伝えるようになりました(笑)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

