
「生理痛があるのが当たり前」だと思ってた私が、6つのことを変えた話
女性の皆さん、「生理」と聞いて何を思い浮かべますか?
憂鬱、生理痛、しんどい、眠い、痛い、仕方ない、自由が効かない、温泉行けない、予定が崩れる…
ネガティブな言葉ばかり浮かんでくる方も多いのでは。
そんな「当たり前」を変えていきたいという話を、今日は書こうと思います。
きっかけは、noteのお題
noteのお題で「未来の当たり前にしたいこと」というテーマを見かけて、ふと考えてみました。年末だし、改めて振り返ってみようかななんて。
私たちの会社にとって「生理」って切っても切れない関係。
私たちの会社では「生理の当たり前をアップデート」を一つのミッションとして掲げています。
「女性であること」を理由に諦めない世界へ
私たちが目指しているのは、女性が女性であることを理由にやりたいことを諦めることがない世の中。
それは、女性特有の体の不調も含めて、です。
女性だから、やりたかったプロジェクトを諦める。
女性管理職は、色眼鏡で見られるから諦める。
こんなことから、
生理があるから旅行を諦める。
経血もれが怖くて好きな服を着られない。
生理痛が怖くて、家から出られない。
こんなことも。
こういった「仕方ない」を、少しずつでも減らしていきたい。
そう考えています。
今回は、私自身が見直した「小さな当たり前」をご紹介します。
私が変えた6つの「当たり前」
ちょっとずつではありますが、いくつかアップデートしてきました。
①「生理痛があるのが当たり前」から「ないのが当たり前」へ
これは私の中で一番大きな変化です。
以前は「生理痛は我慢するもの」「みんなあるし仕方ない」って思ってました。
私は過去に子宮筋腫があって、手術をしたんですが、それから生理痛がほとんどなくなったんです。(運が良かったという部分もありますが)
「あ、生理痛がないってことがありえるんだ。」
それまで生理痛があることが当たり前だと思っていたから、この変化には本当に驚きました。
②鎮痛剤は痛くなる前に飲むのが当たり前に
これ、意外と知らない人もいるのでは?私もつい最近まで知りませんでした。
鎮痛剤って、痛くなってから飲むより、痛くなる前に飲む方が効果的なんです。
以前の私は「我慢できなくなってから飲む」派でした。
でも、痛みが出る前に飲むことで、痛みのピークを抑えられるし、結果的に飲む量も減らせる。
「我慢する」じゃなくて、「上手にコントロールする」を当たり前に。
③生理用品は自分に合ったものを選べるのが当たり前
ナプキン、タンポン、月経カップ、吸水ショーツ…
今は選択肢が増えましたね。
ズボラな私には吸水ショーツがピッタリ。吸水ショーツに出会ってから、楽になりました。荷物も減るし。快適です。
「みんなが使ってるから」じゃなくて、「自分に合うもの」を選ぶ。
それが当たり前になってほしいなと思います。
④悩みは婦人科で聞くのが当たり前
生理痛がひどい、経血量が多い、PMSがつらい…
以前は「これくらいで病院に行くのは大げさかな」と思ってました。
でも、専門家に相談することで、自分の体を知るきっかけにもなるし、適切なケアの方法も教えてもらえる。
悩んだら婦人科へ。これを当たり前にしたいです。
(これは、私もまだ完璧に当たり前にできていないのですが。)
病院へ行くのってなんだかハードルが高いですよね。もっと気軽に行けるようになりたいな、と思っています。今は少なくても定期検診には忘れずに行っています。
⑤経血は漏れないのが当たり前
以前の私は、めちゃくちゃ経血量が多くて「生理中は漏れる可能性が大いにあり※要注意」という意識でした。
30分に1回はナプキンを取り替えないと漏れてしまう。外出するのも不安で、白いボトムスなんて絶対に履けませんでした。
これも子宮筋腫をとったおかげで激減。今は普通にトイレに行くタイミングで取り替えれば間に合うようになりました。
漏れる前提で過ごすんじゃなくて、漏れない前提で安心して過ごせる。
そんな当たり前。
⑥辛い時は、周りに伝えるのが当たり前
「生理で辛いなんて言えない」
「甘えてると思われそう」
「部下の前で辛そうな態度をとりたくない(カッコつけていたい)」
そう思って我慢してきたタイプです。
でも、体調が悪いことを伝えるのって、甘えじゃないということに30歳を過ぎてようやく気がつきました。
辛い時は「今日ちょっと体調悪い」って伝えられる。そんな環境が当たり前になりました。
まだまだ変えたいことはたくさんある
6つ挙げてみましたが、まだまだ変えたいことはたくさんあります。
「生理」と聞いてネガティブなイメージばかり浮かぶんじゃなくて、「ちゃんとケアすれば大丈夫」「自分に合った方法がある」って思えるように。
まずは自分の「当たり前」を見直すことから。
最後まで読んでくださりありがとうございます!

