
生理が終わったのにしんどい。そんな日に知った、女性の体のこと
生理が終わると、なんとなく「ここからは元気な期間」という空気がありますよね。重かった体が少し軽くなって、気分も戻ってきて、ようやく通常運転。
でも実際は、そんなにきれいに切り替わらなくないですか?(涙)
ついこの前、生理が終わって数日後、生理痛に似たような違和感が下腹部に。痛いというほどではないけれど、気にならないほどでもない。便秘かな〜なんて思っていたのですが、なんだか気持ちが悪い。ちょっとトイレで確認してみたら、おりものに少量の血が混ざっていました。「え、大丈夫かな」と不安になりました。
生理じゃない時の出血って、それだけで急に気持ちがざわつきませんか。少量だとしても、予定していないタイミングで起こることって、やっぱり怖い。自分の体のことなのに、自分がいちばん状況をつかめていない感じ。
気になっていろいろ調べてみたら、排卵期に起こる症状のひとつとして、下腹部痛やおりものの変化、少量の出血があることを知りました。排卵痛というやつです。珍しいことではないと言われても、不安はゼロにはなりませんでした。
生理中のつらさは、何年も共にしてきたので認識しやすい。でも、生理じゃない時の不調って、名前がつくまでが少し厄介です。なんとなく変、なんとなく不安、なんとなく落ち着かない。その“なんとなく”を抱えたまま過ごす時間が、地味に消耗します。
生理が終わったあとって、自分の中でも「もう元気でいるべき時期」に設定しがちなこと。今月の山場は越えたはず、ここからは軽やかにいけるはず。そんな期待が勝手にあるから、そこでまた不調っぽいものが来ると、「なんでまだ振り回されるの?」という気持ちになります。
正直なところ、ああ、女性ホルモンってずっと近くにいるんだな。当たり前といえば当たり前なのですが、体感として改めて思い知ると、なかなかのインパクトがあります。
毎月、生理が来て終わって、はい解散、ではないんですよね。その前後も、その途中も、見えないところでずっと影響を受けている。気分の波、眠さ、だるさ、下腹部の違和感、不安の増えやすさ。全部が劇的じゃないからこそ、周りにも伝わりにくいし、自分でも見過ごしやすい。でも、確かにある。
だから最近は、「生理じゃないのに不調」というより、「生理じゃなくても体は揺れる」と思うようにしています。そのほうが、なんとなく自分に優しいかな、なんて思います。
元気なはずの時期に元気じゃないと、つい自分の管理不足みたいに感じてしまう。でも実際は、そういう単純な話ではないことも多い。女性の体って、思っている以上にずっと繊細で、ずっと働いているのだと思います。
大げさに扱いたいわけではありません。ただ、生理の時だけを特別な不調期間として切り取るのではなく、それ以外の日にもちゃんと揺らぎはある、と知っているだけで救われることがある気がします。少なくとも私は、「これもあるのか」とわかっただけで、少し安心できました。
女性の体を考える時、本当に寄り添ってほしいのは、こういう名前のつきにくい違和感のほうだったりするのかもしれません。
女性ホルモンに振り回される人生、と書くと少し悔しい響きもあります。でも、振り回されていると感じるくらい、それだけ毎日をちゃんと生きているということでもあるのかもしれません。
体の小さな変化に戸惑う日があっても、それは怠けでも気のせいでもない。そういう前提で自分を見てあげたいなと思いました。
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