
【3月8日は国際女性デー】フェミニズムってなんだか怖い...?初心者におすすめの本をご紹介
なんだか難しそう、とっつきにくい?「フェミニズム」って何?
私は、大人になって「フェミニズム(フェミニスト)」という言葉を知ったとき、「自分とは縁のない世界の話なんだろうな」って思っていました。理由は、なんとなく怖そうだったから。テレビやSNSで見る一部の情報だけを鵜呑みにして、具体的にどんな考え方なのか、どんな人を指すのかも知らないまま、距離を置いていました。でも、少し調べて、本を読んでみたら、ん?思っていたよりも優しい世界観なのでは?と感じました。今日は、私が「あ、私もそうかも」って気づくきっかけになったお話と、私のような初心者にもおすすめの本をご紹介します。
昔からフェミニストだった、かもしれない
振り返ってみると、私は小学校高学年くらいから、フェミニストだったんじゃないかと思います。
「女の子らしくしなさい」なんて言われるたびに、女の子らしさってなんや...と反発していました。
上戸彩さんが出演されていた金八先生のドラマも当時見ていて、幼いながらに影響を受けていたようにも思います。(同世代の方は見ていた方いらっしゃるかしら...?)
でも当時は、「フェミニズム」という言葉も知らなければ、自分が何を感じているのかも、うまく言語化できませんでした。ただなんとなく、違和感を感じていただけ。今思えば、あの頃の私も、すでにフェミニストの考え方に近いところにいたのかもな、と思います。
大人になって、「フェミニズム」「フェミニスト」という言葉を耳にするようになりました。でも、そのときの私の反応は、「あ、あれね。なんか怖そうな人たちがいるやつ」でした。正直、具体的にどんな人を指すのかも知らずに、一部の切り取られた情報を鵜呑みにしていたんだと思います。
自分自身で調べてみたら、一気に身近になった
そんな私が変わったきっかけは、本でした。
フェミニズムから距離をおいていながらも、なんだか気になる存在ではありました。「ちょっと調べてみようかな」と手に取った本を読み進めるうちに、「あれ、もしかして全然難しいことではないかも」って思うようになりました。そして、「自分自身もフェミニストなのでは?」と気づいた瞬間、一気に身近に感じるように。
さらに調べてみると、アーティストのビヨンセや、俳優のエマ・ワトソンなどの著名人も自身を「フェミニスト」である、と公言していることがわかり、自分がフェミニストであることを公言することは何も悪いことでもなく恥ずかしいことでもなく、とってもナチュラルなものなのかもしれないと感じました。
あのときの「ちょっと気になる」という気持ちを大切に、本を手に取って調べ始めたことは、良かったなと思っています。
初心者におすすめの本
私が入り口になった本を、2冊ご紹介します。
1冊目は、山口 真由さんの『世界一やさしいフェミニズム入門 早わかり200年史』です。これは、タイトル通り、200年の歴史を解説してくれている本。さまざまな思想がある中であまり偏りがなく、史実を説明してくれるので、初心者の私にはとても良かったです。歴史を知りたいという方におすすめ。
2冊目は、『あなたのフェミはどこから?』。つい最近店頭で見つけた本です。19人の方がそれぞれフェミニストになったきっかけを綴ったエッセイがまとまった1冊です。一人一人違ったエピソードがあるのですが、共感できる部分があったり、正直自分とは違う視点だな、共感しづらいな、なんて思うエッセイもあったり、それも含めて面白かったと思った本でした。
私もまだまだ勉強不足で、偉そうには何も言えないのですが、「もっと知りたい」という気持ちが湧いて、他の本にも手を伸ばすようになりました。最初の一冊は、自分が「読みやすい」と感じるものを選ぶといいんじゃないかな、と思います。堅い本でなくても、漫画でも、対談本でも、入り口はいろいろあります。本屋さんでパラパラめくって、自分に合いそうだな、と思える一冊から始めてみてもいいかもしれません。
知ることだけでも、いい
知らなければ、怖いまま。知らなければ、自分の意見も生まれない。でも、知ることで、改めて自分の考えが形になる。もしかしたら、誰かを助けることだってできるかもしれない。国際女性デーを考えるとき、フェミニズムは切り離せないテーマだな、と私自身感じています。だからこそ、この時期に「ちょっと知ってみようかな」と思ってくれる人が増えたら嬉しいな、と思ってこの記事を書きました。
私はビヨンセが大好きなのですが、彼女が数年前に雑誌のインタビューで語っていた言葉でフェミニストのハードルが下がって嬉しくなりました。最後にその内容を引用させていただきます。
「(前略)みなさんがフェミニストとはどういうものなのかを理解しているかは分かりませんが、私にとってそれは至極シンプルなこと。それは、“すべての人の平等な権利を信じる人”のことを言います。だから、“フェミニスト”と聞くとネガティブな印象を持たれたり、異性を排除するという思考になぜなりえるのかが理解できないのです。あなたが男性でも、どんなジェンダーでも、自分の娘にも息子と同じ教育や就業の機会や権利が与えられるべきだと考えるなら、あなたもフェミニストなのです。」
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

